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株式会社プリンシプル様:HR事業

クライアント 株式会社プリンシプル
ご提供サービス Webサイト制作
ご依頼内容 ・LP制作
株式会社プリンシプル様:HR事業

左から、リトラ 藤林、阿部、株式会社プリンシプル 外山 様、菊池様

デジタルマーケティング支援を軸に事業を展開する株式会社プリンシプル様に、HR領域のLP制作をご依頼いただきました。マーケター人材の育成・紹介における課題感を受け、事業紹介の基盤となるLPを制作。社内外からの好反応を得るとともに、今後のグローバル展開やAI人材育成にも繋がる重要な接点となりました。

改善ポイント

  • HR事業に必要な世界観・訴求をLPに反映し、セミナー・営業現場で活用可能な資料として機能
  • チーム内でも「イメージ通り」と好評で、社内外の反応もポジティブ
  • 有料・無料集客どちらの導線にも対応し、申込・問合せの着地先として活用
  • 経験者ならではの設計力・デザイン力で、他社外注時に見られた品質ギャップを解消
  • 密なコミュニケーションと共創スタイルで、今後の継続改善・拡張にも柔軟に対応可能な関係性を構築

まずは御社の事業内容について教えてください。

株式会社プリンシプルは2011年に創業したデジタルマーケティングコンサルティング企業です。「データとアクションをつなぎ、よりよい世界を実現」のミッションのもと、データを元にクライアントのマーケティングの課題を解決して、共に成長を目指す「世界で最も信頼されるマーケティングDXパートナー」となるべく企業活動しています。
当社は「マーケティングDX」という言葉をいち早く使用しており、特にGoogleアナリティクスなどGoogle関連のテクノロジーを活用し、多くのお客様と取引させていただいています。

その中で、データを分析したり戦略を一緒に立案していても「プロジェクトを推進するための人材が不足している」というお話をいただくようになり、人材不足を解消するためのHR事業を展開しました。

HR事業とは、大まかに3つ挙げられます。
1つめは、足りないポジションに対して、よりキャリアアップを目指すマーケター人材を紹介する事業。
2つめは、社員だけではなく、フリーランスの方の人材紹介・業務マッチング。
3つめは、自社内で「数は足りているけれど、デジタルマーケティングをこなす上ではまだ少し能力不足」という部分に対しては教育を行い、能力向上を図る教育事業も行っています。

事業の立ち上げ背景は先に述べた通りですが、本懐は、良い商品やサービスがあっても売り方が分からず売れないという組織に対して、これらの事業を通じて良いマーケティング人材を適正配置することです。特にデジタルマーケティングであれば、比較的低資本からでも、地域や国境も超えて商品やサービスを届けられるので、売れない問題の解決を通じてよりよい世界の実現に繋げることを目指しています。

ご依頼いただく背景としてあった当時の課題について教えてください。

現状としてはその3にあたる、未経験者の育成・マーケターとしての転職支援の認知と興味関心について課題を感じています。
エンジニアの育成・転職サービスは前例も多く、学習要項がはっきりしているということもあってか多く存在しています。それに比べるとマーケターはやるべきことの言語化のしにくさや、スキルの体系化が難しいということもあり、企業側もマーケターに関しては未経験者採用への抵抗感があるのでは、などが理由と考えています。
エンジニアだと開発の言語やルールがある程度決まっており、スキルとしては可視化しやすい。
比べて、マーケターは基本的な知識はもちろんのこと、独自のアイデアや発想が重要とされがちです。

マーケターのカバー範囲やスキルは多岐に渡ります。当社では先日も各社と連携したウェビナーを実施し、デジタルマーケターに関する領域というものについて約30項目での可視化を提言するなど、スキルの言語化に取り組んでいます。未経験者についてはまずリスキリングを行うのですが、「センスはあるがベースの知識がない」という方にベースの知識をつけて、まず入口に立ってもらうというところがポイントです。
ベースとなる知識が揃っている経験者に対しては、AI活用能力や倫理観といった更なる力が必要になると考えています。

弊社を選んでいただいた理由や決め手は何ですか?

まず人間関係の部分は大きいですね。
以前社員として当社に在籍していたということもあり、人間性についても知識・技術面でも信頼出来るので安心しています。
マーケティングというのはやることの範囲も広い中で、やはりそこで実際に経験者としてやってこられている経験と知識は魅力ですね。

ご提案時に他社と比較してよかったことや悪かったことや、また弊社と取り組みをして、その課題が解決されたか教えてください。

実のところ、過去にSNS運用を外注でお願いしたことがあるものの、マーケティングについて理解がなかったためか、求めるクオリティに至りませんでした。
こちらが求める世界観、要求水準とマッチしなかったんです。
その上で今回、LP制作においては経験者ならではの知見に期待していたのですが、実際に期待どおりの結果が得られたと感じています。

取り組みの際に良かったこと・悪かったことについて教えてください。一緒にお仕事していく中で、具体的にどんな成果や変化がありましたか?

なんといっても目指しているイメージが比較的近かったので、ダイレクトに希望に沿うものをご提案いただけたなと。
そして何より、LPの完成により「セミナーなどでHR事業を紹介する時に活用出来るしっかりとした土台」が出来たことです。
申込数自体はまだ少ないのですが、LPの存在が問い合わせに繋がっていると感じています。
悪かったことと言うと少し意味は異なりますけれど、うちの方針が固まらない部分もあったんですが、初回のミーティングでもっとズバズバ遠慮せず伝えてもらえても良かったのかな?と思う部分もあります。

社内・社外からの反応で印象的なことは何かありましたか?

反応は非常に良かったです。
イメージ通りのものが出来ていると思っています。

阿部:運用して1年ですが、実際の申込自体はいかがですか?

まだ数件という感じではありますが、
有料集客・無料集客の両方をやっている中で、「こういったことをやっていて、こちらは無料なので是非一度お試ししてみてください」と促した先にしっかりとしたLPがあるというのはとても良いです。オーガニックでも反応がありましたしね。

ご継続してお付き合いいただいている理由やポイントはありますか?

継続していく上ではやはり信用というお話になると思うのですが、ベースは掛け算だと思っています。
「マーケティング×デザイン」だとか、マーケティング×営業、マーケティング×現場だとか。その辺りが、お2人とも出来ていらっしゃるなと感じました。

コミュニケーションの部分でも、相談のしやすさはもちろんのことですが、こちらの話を鵜呑みにするのではなく「ここはこうです」と指摘をし合いながら、意見交換もしやすかったです。
同じ目線のパートナーとしてやりやすいと感じました。

今後、弊社に期待することやお願いしたい事はありますか?

我々も関西にオフィスがあるわけではないので、そちらのエリアの直の求職者のリアルに通じる部分を取り込んでいけたらなと。
京都支社のような感覚で。

またチャレンジしたい事や将来的な展望についても教えてください。

今後は、例えばワンプロジェクトではなく企業の事業部を丸ごと支援するような、チーム単位での人材支援についてのチャレンジを考えています。
また、多様な人材をまとめるという事とも繋がってきますが、「海外へ打って出たい」やその逆のようなグローバル展開も今後課題となって来ると思うので、その点についてもぜひ協力していただきたいです。

この先の業務の効率化や品質改善という点で、マーケティングの現場におけるAI活用は不可欠になってくると考えています。
当社では全社単位でAIの専門家にも入ってもらっていて、業務でのAI活用による省力化と品質向上を進めています。
社内でもお客さま側の会社でも、AIによる業務省力化・品質改善を標準装備と捉えた人材が増えることが重要ではないかと考えています。
将来的には、AIに関心を持っている層からマーケター育成を行うことも検討しています。

仮に他社がweb周りに困っている場合、リトラを紹介したいと思いますか?

もちろん紹介したいと思っています!

紹介したいと思っていただける場合、どんな風にリトラをご紹介いただけますか?

まず「マーケティングを自力で回していらっしゃる、制作機能を持つ会社である」というのを知っていますので、そこは伝えたいと思います。
データ分析ができる制作の方って、実際そんなに数は多くないですよね。
データ分析が可能であり、Webのクリエイティブ面や広告、SEO、GA分析まで自社で一貫して対応出来るというのは強みだと感じます。

阿部:「その当時作ったものがベスト」という状態から、さらに改良していくことを意識して、常にベストな状態を維持できるように継続的に改善提案させていただきます。
ありがとうございました!

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