Works
- SEOコンサルティング
欧米アジア語学センター様
クライアント | 株式会社エフアイジャパン |
---|---|
ご提供サービス | SEOコンサルティング |
ご依頼内容 | ・Webサイトリニューアル ・SEOコンサルティング |
Works
クライアント | 株式会社エフアイジャパン |
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ご提供サービス | SEOコンサルティング |
ご依頼内容 | ・Webサイトリニューアル ・SEOコンサルティング |
左から、 リトラ 阿部、藤林、 株式会社エフアイジャパン 小島校長、石川様
広告依存からの脱却を目指し、語学学校よりSEO施策とWebサイト改善をご依頼いただきました。
ニッチな言語別ページの設計と信頼性の高いデザインへの刷新により、法人問い合わせ数が増加。
新規獲得構造の転換に成功しました。
石川様:語学を教えるということが中心です。
うちでは40か国語ほど取り扱っていて、顧客の半分近くが海外に赴任することのある大企業のサラリーマンの方ですね。残りの半分は個人、といった割合です。
石川様:依頼させていただくにあたっては、元々リスティングを依頼していたアイカワさんからの提案がきっかけでした。
定期的にアドバイスをもらいながら運用していたのですが、アイカワさんが転職してしまってからは他のリスティングの会社で運用し始めました。
元々当社ではリスティングを運用していて、CPAとかを7・8万円ぐらいでやっていたのが、末期は3倍前後までコストが膨れ上がってしまっていたんです。
つまり、リスティング広告から問い合わせがあって売り上げになった金額と投入してる資金が同額に近く、「ほぼリスティングが機能していない」状態でした。
リスティングの会社のほうも「私たちではどうしようもない」とお手上げモードになっていたところ、リスティングに詳しい方と食事をする機会があり、「SEOの原点に帰るしかないんじゃないか?」という意見をいただき、SEOなら僕の先輩に良い人が居るよとのことで藤林さんを紹介していただいたんです。
業者に原因があるのか市場なのか分からなかったのですが、とにかくリスティングでまったく効果が出なくなっていたので。
改めてSEOで地力をつけていかなくてはというところで、そちらに強みを持っている藤林さんにお願いしました。
それまで、本当にジタバタと迷走していたということもあり、リスティングだけでなくホームページについても複数の業者…4・5社くらいに依頼していました。
レスポンシブのホームページは高くつくので、スマホページだけ作ってみたりとか試行錯誤して、迷走していた時期なんかもあります。
低価格の業者を見つけてきてやっていたけど、目も当てられない状態になっていました。
それこそ、やりながらまずいと感じるようなクオリティ(笑)。
ドメインは長い間使っていたので、ほぼドメインの力だけで通っていたところはあったかもれませんね。
リスティングと併せてもほぼ自然検索がありませんでしたので、SEOでしっかりとっていきたいということで御社に、という経緯です。
石川様:前段階の決め手があるとすれば、まずはアイカワさんからの推薦が強かったことです。
アイカワさんはうちで結果を出していたもらっていた人なので、結果を出していた人が「結果を出す人です」とお薦めしてくださる人ならば、まず間違いないだろうと思いました。
SEOはやってみないとわからないことが多いということもあり、実際に取り組む前の段階での決め手としてはそこかなと。
そして実際に依頼してみて、きちんと実績が出てきたんですよね。反応が非常に良かったという点で「これでいこう」と決めました。
あとは料金面ですね。
定例会議を1か月に1回開いて色々とやってもらっていたら、間違いなく他ではこの価格では賄いきれません。
出来ない料金でやってもらっている、というのは大きな決め手です。
当社:実際にサイトをリリースしてすぐに成果が出てきたというのはご満足いただいているポイントかと思うんですが、リスティングが全く機能しなくなっていたという課題については解決されましたか?
石川様:コロナのタイミングだったので、そもそもそんなにすぐ結果が出る時期ではなく、それに対する回答は難しいといえば難しいのですが…
校長:最近来る人はやっぱりホームページを見て来ていましたね。
私がヨシオと関係あるってこともホームページで見ているから分かる、最近はここ2人が親子だということが分かるみたい。
だから、ホームページをやっぱり見てくれているんだなと。
他の学校のも見て、うちを選んで来てくれているということが多くなった体感はあります。
石川様:立派なホームページだと皆言ってくれています。
明らかにホームページのビジュアルが改善しましたので、今までだとあまり来なかった法人から興味を持っていただける機会が増えたんですよね。
ホームページはビジュアルが悪いと一発で消される運命なので、そういう意味での貢献も大きかったです。
新規の法人取引が増え、今では半分以上が法人取引、個人が4割という状態になりました。
また、ウクライナとロシアの戦争が始まったタイミングでちょうどウクライナ語レッスンのページを作ったので、そこの順位はめちゃくちゃ上がりましたね。
当社:ウクライナ語の問い合わせが結構来るように、という話もありましたね。
石川様:そうですね、ダイレクトに結果が出たという例ですね。
当社:良いところをたくさん教えていただいたのですが、逆に一緒にお仕事をしていく中で悪かった点・改善してほしいと思った点についても率直に聞きたいと思っています。
石川様:最初のうちは毎日のように無料体験レッスンの予約が入っていたのですが、最近だと週の6割くらいといったところです。
ここについては改善をお願いしたい部分といってしまうと無理が出てしまうと思います。
2年前に大きなアップデートを行いましたので、割合の変化があったタイミングはそこかなと。
ターゲットは分かっているんだけど、方法がわからないという状態。
一緒に試行錯誤しているからこそ分かっていることですが、改善については既に死ぬほど考えてもらっていると思っていまして、そこがすぐにヒットしていかないというところはあります。
そこについては何か解決法が分かると嬉しいですけど、ホームページ云々とかではなくそもそも業界全体で抱えている課題かもしれないなと。
校長:大きめの予算を割いても構いませんから、もし可能性があるなら思い切った方法を是非とってもらいたいと思います。
石川様:スペイン語でいろんなトライをしているところですが、なかなか結果が出ていないですね。
これは禁じ手だと思っているんですが、そもそも藤林さん達に依頼させていただいた1番の課題は「リスティングが落ちた」なんですけども、逆に原点に帰ってリスティングをやってみようかな、と頭によぎることも。
ただ、こうやって話には挙げていますが、やはり失敗してることだから出来たらやりたくはないかな。
校長:もしお金をかけてまた少し良くなるのならいくらでもかけても大丈夫なので、今後ぜひ動いてみてください。
当社:去年の12月にリリースさせていただいて、その時に出来る最善の手を尽くしたつもりなのですがちょっと順位が落ちていました。
最近また上がってきたのですが、やっと狙い通りの動きになってきたかなという状態。
上がりきってはいない状態で、もう一声というところです。
スペイン語のまわりでは成果は出始めていて、それがやっと波及してきたのかなと感じられます。
1年半前と比較すると上がってはいますが、実際のクリックとか流入で言えばまだまだといった所感です。
校長:英語、ポルトガル語とかいろんな語学がね、来ていることは来ていますよ。
当社:スペイン語の問い合わせに関して、スペイン語はかなりページ情報の拡張もおこなっていますが、例えば体験レッスンから本申し込みになった…などの打率が上がったりはしていますか?
石川様:体験から本申し込みになったという打率自体はそこまで変わらないというか、最近だと少し下がり気味です。
ただ、スペイン語は最近取れ始めてきてはいるんです。
これは、やはり狙いに行っている分いろんな人を広く拾っているので、モチベーションが高い人や低い人も含めて様々な人にヒットしているんですよ。つまり、その分本申し込みへの打率が下がるという感じ。
ただ、この打率の下がりを恐れていては何も出来ないと思っています。
5割を切らないように、7割を保てたらベストですよね。
ポルトガル語も問い合わせは多いものの、打率は元々低いんです。
母数が多いと打率が低いというのは当たり前という認識です。
ウェブやマーケティングについては僕たちは素人なので、「今こういうのが熱い!」というのがあればSEOの中の武器・技術としても紹介して欲しいですし、SEO以外にこういうのがあるという話でも是非今後お願いしたいです!
当社:リスティング広告は弊社も強化していて、トータルで月の運用額は上がってきています。そこも出していける可能性はあります。
やはりメインになるSEO、我々が一番強いところのページもしっかり作り直していて、スペイン語はページもかなりリッチになっていると思います。
この方向性でリニューアルを進めていきます。その後で、改めてご提案内容をまとめますね。
校長:やっぱりSEOでやりたいですよね、広告だとまたお金を出しても返ってこない、という過去の体験があるので。
ずっとこう…なんというか、あまりリスティングは好きじゃなくって。
SEOでなんとかなるならば、ぜひSEOでという想いです。
石川様:改善点に関しては御社どうこうというよりも僕も含めてで言えば、スピード感ですね。
「阿部さんと新しいことを決めて、じゃあ石川さん何々出して…」みたいなところで僕がまず出来ていないと言える立場じゃない。
チームとしてのスピード感を上げて伴走していければなと思います。
当社:リソースの拡大はしようとしていて、エンジニアのリソース自体を増やしていこうとしていますのでスピードを上げていけるように頑張ります。
社内・社外からの反応「立派なサイトだ」みたいなお話をいただいたと思うのですが、その辺りも改めてお願い出来ますか。
石川様:ちょっと違う角度からの話になりますが、よく法人の方とかからも言われるのが「社員が一人の会社だと思わなかった」ということです。
ページを見たら結構規模が大きく見えるそうので、それはポジティブな話ですよね(笑)。
対外的な戦略としては「大きい学校だ」として見てもらえているので、それは信頼感にも繋がっているのかなと。
石川様:コストと結果のバランスが良いことですかね。
コストがいくら安くても結果が出なければお任せできないし、結果が良くても当社は規模が小さい学校ですので、手元に大きな資金がある訳でもなく、お願いできなくなりますし。そこのバランスが絶妙なんです。
なので今実際に長期的に続けていけてますし、先ほど校長からも「結果が出るならお金を使っても良いよ」と言葉をもらったので、そう言ってもらえるところまで結果を引っ張ってきてもらっているというところが理由です。
校長:決算でいうと金額的には去年が最高でした。
コロナの時期から少し落ち込んでいたところから、去年ようやく戻って来れましたね。
これが続いているうちに対策を練ってやっていくのが良いと思っていますので、もう一度攻めたいです。
石川様:今この状態を牽引しているのは間違いなく法人です。
この先もし法人の方が落ち込む時期がやって来たら個人の方でしっかり引っ張っていきたいと思い、少し焦りも感じています。
今英語が増えてきていますが、流れとしてはアメリカに工場を移そうという人が増えてきている影響もあるのかなと。
そうなると英語の立ち位置が上がっていくのですが、そこでうちに焦点が当たれば良いけど、普通に考えたらやはり大手の英語学校が選ばれるでしょうし、敵は増えますよね。
多言語を扱っているうちとしては強みが減っていくのであれば、個人を強化しないといけないはずなので。今後の課題です。
やはり個人はバカにできないと思っています、給付金で受けに来る人も増えていますので。
当社:国としても教育にお金や人を投資していこうという動きになっていますね。
教育訓練給付金などもSEOに取り入れて・・・
校長:大きい他社もあるけど、語学の数はうちの方が多いというのは強みです。
教育訓練給付金などを少し宣伝しても良いのかも?
当社:現在は「こういうのもあるよ」程度のお知らせになってしまっていますので、これから積極的に見せ方を変えるのはアリですよね。
トップにポップアップ「国の制度が~」と出したり。
石川様:語学も7つか8つありますので、訓練給付金でこれだけのことが出来るよ、と打ち出してもいいかもしれませんね。
あまり営業活動してはいけないという印象がありましたけど、大手の広告を見ると「割引」「お得ですよ!」と案外堂々とやっていましたし。
給付金関連はバンと打ち出していくことを検討しましょう。
石川様:最近しっかりとした会議を出来ていませんよね。
なのでちゃんとした会議をやって、またすぐに連絡します。
会社としてでなく僕の個人的な話になりますが、今うちの取引のメインは法人ではありますが、個人的には法人にあまり喜びみたいなものはなくて。
僕が校長に何度もお願いして言っているんですが、「僕にはこの学校での原体験があって、それがとても良い経験だったから、自分と同じ体験をする人を増やしたい・同じような体験をしてほしい」というのが1番の動機なんです。
「今、これから」という、一般の方に語学を提供出来ていないとは思っていて。
そういう方たちに対しては、プライベートレッスンの金額面は弱みです。
いくらうちが安くても、学生が手を出せる料金ではないというか。
僕がアルバイトをして頑張って通っていた時はセミプライベートでした。
もう一人仕事柄、韓国語を勉強する必要がある方と一緒に受けていたので、安く済んでいたんですね。
なので、そういうセミプライベート、という作り方もあるのかなと。
プライベートという特別な学習経験よりも、もうちょっと敷居を低く、広く伝えていけたほうが個人的には喜びに繋がるのかなと思っています。
当社:例えば、「学生から募集10名来たら一人当たりこのお安い金額で受けられるよ」と内容で四半期に1回ほど企画するのも…?
校長:うーん、学生はなかなか来ないですね。
若者の中で、外向き志向がないというか、減っている感じです。
最近海外に行きたいと思う人が少ないですよね。
石川様:確かに、日本語を勉強したい海外の方のほうが多い印象です。
海外に向けて日本語を教えるというのは業界としては既に熱い状態でして、ベトナムに行くとそういうのを地の人がよくやっているのを見かけます。
日本語ブームは前から続いていて、京都、東京の海外の人の多さは目を見張るものがありますね。
これはもう当然ご紹介したいと思っています。
石川様:これはポジティブに考えている理由が、先ほどお話しした「コストと結果のバランス」「コスト以上の結果を出してくれる」という一言に尽きます。
当社:これからもしっかりと成果を出して頑張っていきます、本日はありがとうございました!